2009年03月04日

ピーター・ハリー☆ポストモダンなアブストラクト!

Minini 2008 installation.jpg


ピーター・ハリーの2008年、イタリアでやったインスタレーション。

縦線は接続回路(コンデューイット)、四角は監房(セル)。

というと、勘のいい人なら「あーー、なんか現代社会のこといってんだろな」
となんとなく気づくでしょう。

たぶんそうなんですw カンディンスキーじゃなくてモンドリアン系のアブストラクト。

ピーターいわく、

「幾何学的フォルムは理想を表すフォルムなんかじゃなくて、実用的、政治的、社会学的な目的をもってわれわれを取り巻いているポスト工業化社会の理念だ・・・」

ポストモダニズムの匂いがぷんぷんする。現代都市、情報社会、コモディティー文化とポスト工業空間。そしてかれの率先した70−80年代のアメリカの美術運動、その名もシミュレーショニズム。。ボートリヤールじゃん。。監獄はなんかフーコーのイメージw

監獄、鉄格子、複雑に入り組む回路、そしてかさなるセル、セル、セル。。

・\\・・\\\・・なんか滅入ってくる。

もっと直裁な現代社会への告発糾弾のたぐいではなく、別に否定も肯定もしない。
かわいーーーー色でちょっと解毒してるあたりがますます複雑だ、
というよりも独房に対するネガティブイメージなんてそもそもないのかもしれない。むむ。


そしてたまには独房と回路がぜんぜん交わらなかったりもする。もう野暮な解説はしませんw これは初期の80年代の作品。

Prison with conduit edit.gif


左が「独房と回路」、右が、「白い独房と回路」。結構すき。

下は "no man's land" 誰もいない土地。

Nomans land.gif


ああ、回路がw さみしいことになってるっww

そしてついでに最近の作品、

not yet titled.gif


独房のみ。回路なし。



posted by ろんどな at 06:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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