2009年02月27日

超キュートなネオ・ポップ☆ジェフ・クーンズ

かわいけりゃそれでいいのかも知れない。

ジェフ・クーンズいわく、

隠れた意味なんてない、全然。ぱっと見がすべて、
しいて言えば、それこそが「意味」。

つまり、そのものとわたしたちの知覚との間にいかなるギャップもあってはいけない。
なんて潔癖な考え方。。

はんぱなくかわいい子とすれちがって電撃的ショックを受けた。
完璧に理想的な顔をした男と目が合って頭がフッ飛んだ。

この実質的な意味は、恋をした、ということ・・・まあほんの一時でも。

で、「でも彼女・彼のこと知らないし」「まだ話してもいないのに」
とかそういう事後的な雑念はどーでもいい。


ジェフ・クーンズの代表作、「バルーン・ドッグ」は文字通り風船で作った犬のかたちをした3メートルを超える金属製オブジェ。か、かわいい☆

Ballon dog blue 2.jpg

極め付けは一年半まえ(2007年11月)の「ハンギング・ハート」。サザビーズで2360万ドル(今のレートで23億円)で落札。存命のアーティス作品では史上最高の落札額。

Koons-Hanging-Heart.jpg

でもなんだか高級デパートのバレンタイン用ディスプレイみたいw

今回のクリスティーズ・オークションの落札最高額となったのは下の「猿」w 予想最低額を下回りながらも、1,200,000ポンド(約1億7千万円)。この良さがよくわからないんだけど。。w

Monkeys (Ladders).jpeg


どれもかわいい、とりあえず。
かわいいとなんか許しちゃうよね。
100億くらいもってたら一億くらいは出しちゃうかもね。

posted by ろんどな at 11:13| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月26日

グルスキーの「プラダV」

前回の続き・・・

今回のチェルシーでのオークションで、予想最高額を上回った数少ない出品作のひとつが、アンドレアス・グルスキー(54歳おやじ)の「プラダV」。

この人に関していうと、2007年2月7日ササビース・ロンドンでの現代アートオークションで彼の代表作、 「99-Cent II, Diptych, 2001」が170万ポンドで落札されます。当時の為替レートでおよそ4億290万円。写真作品では史上最高価格であり、以後グルスキーは世界一お高い写真家として知られています。

99 cent.jpg

上のが例の「99セント」。日本でいうところの99円ショップの光景。

オリジナルは上の画像の660倍あります。まず色彩的なド迫力!そしてショップの中のすべての商品にピントがあってるかのようなものすごいディーテールに圧倒されます。これほどの情報量は裸眼では捉えられない。ほとんど無限数のしかもどーでもいい情報がもう壁一面を埋め尽くしている。99円ショップ、大衆消費社会の成れの果てのビジョン。

その99セントショップの写真に史上最高値をつけるあたり、とてもクレージーでいいと思います。

ビジュアル・インパクトもさることながら、グルスキーの作品はいつもちょっと踏み込んで考えさせてくれる。大量生産とか大量消費とか、情報や交通の錯乱でもなんでもいいが、写真を通じてとても大きな社会システムの活動のリズムを感じさせる。

まあジャンクスペースとかコンテクストがないとか批判が絶えませんが。




このたびの出品作「プラダV」もそのラインです。

PRADA lll.jpg

プラダの店頭でディスプレイされてる黒いウールのジャケットがきれいに並んでおります。

これ220,000ポンドの予想最高額ちょっと超えて225,000ポンド。
3千100万くらいで落札されました。


グルスキーの写真はビジュアル的にクールなので、部屋にも飾れるし、売れやすいです。

解像度の高い上質のコピーであれば、いい説明さえつければ、ネットオークションで結構つりあげることができます。海外のオークションのほうがいいかもしれませんが。

posted by ろんどな at 12:14| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

クリスティーズオークションの結果(村上とプリンス)

今月11日にロンドンのチェルシーで行われたクリスティーズ、戦後現代美術オークションの結果報告です。暇つぶしに見学するつもりでしたが、寝坊したため行きませんでしたw

出品作品31点、予想落札総額は1450万ポンドだったが、結果は23点が700万ポンドで落札されただけだった。まー金融危機ですかねえ。

でも売れたものだけみてればいいんです!

ぼくが扱うのはレプリカとか大量生産された作品だけですから。

ではダイジェストで。

村上隆(47歳)きました。例の花柄ボールが397,250ポンド(約5千5百万円)で落札。

.

なんかおんなじよーな作品ばっかだからサザビーズもマンネリな批評してる。「フラワーボール(この作品ね)は、村上の日本画研究と東京のウルトラ・ポップ美学との結晶です。」そして例のごとく村上の持論である戦後日本のアメリカによる文化支配云々になる。


リチャード・プリンス(60歳)。アメリカ生まれで70年代から雑誌広告にとりつかれた男、広告のできすぎたイメージに社会の欲望と惑わしにみちたそのフィクション性をみてきた。

このカウボーイもまたひとつの神話。そして作品はそのコピー(広告)のコピー(写真)である。うむむむ。

Untitled (Cowboy).jpg


240,000ポンド(約3千3百万円)で落札。
落札不成立でした。


続きは次回のエントリーで。


posted by ろんどな at 00:27| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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